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岩国市の家のマストアイテム。実は長い軒とカルクウォール  ~第三章~

NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

■第三章 岩国市にはカルクウォール


今日はスイス漆喰のカルクウォールについてご説明したいと思います。

第一章では長い軒第二章では塗り壁についてお話ししました。第一章から読んでいただければ岩国市にどうしてそれらが必要であるのかが、分かりやすいと思います。岩国市に家を建てる前に、知っておいて損はない情報ですので、ぜひ参考にされてください。

さて、スイス漆喰のカルクウォールとはどのような素材なのでしょうか。天然のスイス漆喰カルクウォールは、スイスアルプスから採れる、純度の高い良質な石灰を使って、300年受け継がれている伝統製法で作られています。湿気や有害物質から住む人の健康を守る漆喰の安全性と「白よりも白い」美しさとデザイン性を持っています。

カルクウォールの大きなメリットとしてあげられるのが、「メンテナンスが容易」なことです。付着した汚れを自浄するため、雨風にさらされても自分自身で美しさを保ってくれるメンテナンス性の高さも兼ね備えた壁材なのです。

汚れても綺麗になろうとする自浄作用があり、メンテナンスも自分でできてしまうのです。 そんなメンテナンスも簡単なカルクウォール。実は遮熱効果が高い素材です。

 

外壁の紫外線を反射することで、内部の受ける熱を半減してくれます。 つまり内部の冷暖房の効率UPに効果があります。実際に実験結果として、外壁カルクウォールの反射率は91%という数値が出ています。

 

 左のお家がカルクウォールを外壁に使用しています。赤い部分がほとんど見られないということは、遮熱に優れているということです。 ではデメリットの部分にもきっちり着目したいと思います。

大きいデメリットは「コスト」です。カルクウォールはサイディングやモルタル仕上げに比べると初期費用がかかってしまうことは事実です。しかし、先ほど申し上げたようにカルクウォールは自分でメンテナンスができる素材です。

 汚れが気になったら市販の洗浄液などで落とすことや、上からカルクウォールを塗り重ねることもできます。カルクウォールは年数が経てば経つほど硬くなる素材であり、後のコストを抑える方法がある素材です。

今のコストを抑えて効率や効果が低いものを使用し、更に傷みやすい家を建築し、後のメンテナンスに苦しむのか。

初期費用にコストをかけて、軒を長くし、カルクウォールを塗り、後のコスト削減し、安心安全、そして快適に過ごしていくのか。私たちは後者を選択する方が合理的だと思っています。今よりも未来を見据えて建築するのって意外と難しいです。歳月により変化していくことに対応できる力、方法を持っていたいと思います。

私たちは岩国市にある小さな工務店です。 木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。 岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

カルクウォールを扱っているのは岩国市ではNAGOMIYAだけです。

 

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