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意外と簡単!!自然素材のメンテナンス方法。

NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

自然素材の家に興味や憧れがある方が増えてきています。

NAGOMIYAへお問合せいただくお客様も、自然素材を使用したいという方が大半です。

さて自然素材の家は一般的な住宅に比べて、デリケートな素材が多いという事はご存知でしょうか。

暮らし始めると、とても快適で健康的な生活を送ることが可能な一方、必ずと言っていいほど傷やへこみなどが生じます。

長期間暮らすとその分、傷も増えていきます。

これらの傷やへこみがどうしても気になってしまう。

という方には残念ながら、自然素材はあまりおススメ出来ないかもしれません・・・

住むと分かる自然素材ならではの肌触りや木の表情。

なんともいえない癒しの空間。

傷やへこみも経年変化や味わいと捉え、共に楽しみたいという方にはおススメです。

今回は、岩国市周辺にお住まいの方に向けて自然素材の家のメンテナンスの必要性と、日常的にできるメンテナンスについてお伝えします。

自然素材のメンテナンスと聞くと難しいと思われる方が多いと思うので、分かりやすく自然素材の種類別にお伝えしていきましょう。

■無垢フローリングのメンテナンス

無垢フローリングは塗装の種類によってメンテナンス方法が変わってきます。
塗装の種類としまして
『無塗装』
『自然塗料やオイル塗装』
『ウレタン塗装』
などの種類があります。

・『無塗装』の無垢フローリングのメンテナンス無塗装とはその名の通り、何も塗装されていない無垢フローリングになります。無塗装の無垢フローリングは水気を多量に含むと膨張したりシミになったりしますので水分を多く含ませることはおススメ出来ません。
ですので、そのまま使用する場合には注意が必要になります。
メンテナンスは、雑巾でのから拭きもしくは硬く絞った雑巾での拭き掃除が可能になります。

・『自然塗料やオイル塗装』の無垢フローリングのメンテナンス自然塗料やオイル塗装とは無垢フローリングの呼吸や質感を妨げず、浸透して保護する塗料です。人や環境にも優しく、メンテナンス性にも優れています。
NAGOMIYAではこの自然塗装を推奨しています。
以下のような症状がみられると、再塗装やワックスがけが必要な合図になります。
“表面がカサつき始める″
“艶がなくなる″
“水を弾かなくなる″
“色が褪せてくる″

これまで使用していた自然塗料、もしくはワックスを用意しましょう。
塗りすぎに注意し、塗料やワックスを塗布してあげれば自然な艶感と水気に対する保護性能が蘇るでしょう。

ご自身で塗装する事に不安のある方は、プロにお任せするのが良いでしょう。

・『ウレタン塗装』の無垢フローリングのメンテナンスウレタン塗装とは、ウレタン樹脂の塗膜を硬化させて塗装する方法です。フローリングの表面をコーティングしてしまうので汚れやシミ、擦り傷などに対しての耐久性が向上します。そのため日々のお手入れは通常の掃除以外には特に必要ありません。自然塗料に比べて持ちが良いため、再塗装は20年から30年と言われています。ただ、表面を塗膜で覆ってしまうので本来の無垢フローリングの持つ性能や質感は失われてしまいます。

■塗り壁のメンテナンス

漆喰や珪藻土は静電気が発生しないので、ビニールクロスに比べて埃が溜まりにくく汚れにくいとされています。

しかし、生活する上で手垢や擦り汚れ、食べ物の汚れなどが付いてしまいます。


・手垢や擦り汚れの落とし方

比較的軽い汚れであれば、消しゴムを使えば簡単に落とすことが出来ます。

消しゴムを使っても落ちないときには、メラミンスポンジを軽く水で濡らして擦ってみましょう。


・食べ物や飲み物の頑固な汚れの落とし方

漆喰や珪藻土には調湿性能があるため、食べ物や飲み物などの水分を吸収して汚れが内部に染み込んでしまいます。そのため表面を軽く擦った程度では落ちません。サンドペーパーで軽く表面を削ってみると落ちる可能性はあります。

しかし、削りすぎてしまうなどのリスクもあるため、頑固な汚れの場合は専門の方に相談する方がいいかもしれませんね。

■日々実践しましょう

これまでメンテナンスの方法をご紹介してきましたが、日々のお掃除も大切になってきます。

簡単なお手入れ方法としては掃除機をかけることです。

掃除機は日常的にかけるという方も多いのではないでしょうか。

冬場は無垢フローリングが乾燥し、フローリングとフローリングの隙間が広くなります。その隙間にゴミが挟まることが多くあります。

冬場はこの隙間に注意して掃除機をかけてみましょう。

また、フローリングワイパーなどの掃除用品を用いる際には、ドライタイプのシートを使用してください。ウェットタイプのシートには洗剤が含まれている場合があるため、無垢フローリングには不向きになります。

■まとめ

自然素材のメンテナンスは意外と簡単な事がお分かりいただけたでしょうか。

自然素材を用いた家では素材それぞれに合うメンテナンスをすることが大切です。

日々のメンテナンスをすることで、大切な家にもさらに愛着が湧く事でしょう。


私たちは岩国市にある小さな工務店です。木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。
岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

 

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