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2023年6月

トイレの設置場所で家族の満足度が変わる!注文住宅におけるトイレの重要性。

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

以前、朝の情報番組で外出先でのトイレ混雑事情を放送していました。
外出時、トイレの順番待ちで並んでいると前の人がなかなか出てこない事が度々見受けられる。という内容でした。
その要因の一つとして、誰にも邪魔されない一人時間を公共のトイレで過ごしている。という驚きの内容・・・

また違う番組でも、あるタレントさんが
家の中でトイレが一番落ち着くので、トイレで過ごす時間がとても長いです。ご飯もトイレの便座に座って食べています。というものでした。

自宅のトイレで読書をするなど『くつろぎの場』として使用している方も多いと思いますが、公共のトイレで長時間籠りなかなか出てこないのは迷惑ですよね。ただ、人それぞれのトイレ事情があるのだなと考えさせられもしました。

新築やリノベーションでもトイレの数、位置、広さ、機能、デザイン、照明、窓、収納などこだわりポイントはいくつもあります。

そこで今回はトイレについてのお話をしたいと思います。
岩国市周辺で注文住宅をお考えの方の参考になれば幸いです。


■トイレの設置場所を考える際のポイント

トイレの設置場所を考える際にいくつか押さえておきたいポイントがあります。
1つずつ見ていきましょう。

ポイント① 音と匂いに配慮する
トイレの音は家族であっても聞かれたくないものです。
生活のメインであるリビングから聞こえない距離感が大切です。
また、キッチン脇に配置するのもおすすめできません。食品を扱うキッチンに匂いがしたり、音が聞こえるのは少し抵抗ががありますね。

ポイント② 間取りと設備
トイレを設置する時には間取りと設備の兼ね合いを意識しましょう。
トイレのすぐ近くに洗面台がある場合はトイレ内の手洗いを設置する必要がありませんし、洗面台が近くにない場合はトイレ内に手洗いを設置する必要があります。

しかし、トイレのすぐ近くに洗面台がある場合でもトイレ内で手を洗いたいという方もおられますので、家族内でもしっかり相談されるといいですね。

ポイント③ 家族の人数や構成
トイレの設置数は家族の人数や構成によって左右されます。
夫婦2人の場合はトイレが1つあれば十分でしょう。
しかし、子どもが生まれ家族が増えた場合はトイレの取り合いになることもあるでしょう。
家族に車いすの人がいる場合はトイレを全体的に広くする場合がありますし、老後を見込んで大きいトイレを採用する場合もあります。

我が家の場合は、5人家族で平屋ですがトイレは1つしか設置しませんでした。
朝のラッシュ時にタイミングが重なることもありましたが、今は生活スタイルも変わってきて重なる頻度は減ってきました。

トイレの順番待ちの慌ただしさも、今はいい思い出になっています(^^)

このようなポイントを踏まえ、家でどのように生活するのかをしっかりとイメージして、設置場所を決めることをおすすめします。


■トイレを使用するのはいつ??

生活するうえで重要なトイレですが、使用するタイミングはいつでしょうか?

起床時
食後
帰宅時
入浴前
就寝前
就寝中

トイレに行く時間や回数は毎日同じとは限りませんが、行動する時に使用することは多いですね。

一般的なトイレの設置場所としては

玄関付近
リビング付近
寝室付近
階段下

などがあげられます。

それぞれの場所で使用することを想像してメリットデメリットを考えていきましょう。

玄関付近
外出先から帰って来た際、すぐにトイレに行けるのはメリットですね。
玄関はリビング空間からもドアで空間分けされていることが多いので、リビングへの音や匂いの心配もあまりしなくて良いでしょう。
寝室からは遠い傾向がありますので、就寝時などは不便を感じることもあるかもしれません。

玄関先のトイレは、来客時には行きにくい。出にくい。音が聞こえそうで恥ずかしい。などのデメリットもあります。
ですが、玄関に来客がある頻度や滞在時間は生活時間と比べると少ないと予想出来ますので、このデメリットは小さいかもしれませんね。

ただ、玄関からトイレの中が見えないようにトイレの向きやドアの位置には配慮する必要があるでしょう。

リビング付近
1日の中でも過ごす時間の長いリビング。利用する際は近くで便利ですが、音や匂いの配慮が必要になる場所です。食事中やリラックスタイムには特に気をつかうでしょう・・・
リビング付近に配置する際は廊下や収納を挟むなどの工夫するといいですね。

寝室付近
起床時、就寝時。夜中にトイレに行きたくなった際。そして体調が悪く寝込んでしまった場合などに寝室近くにトイレがあると安心です。

階段下
階段がある場合は階段下にトイレを配置することもあります。
デッドスペースをうまく活用し、生活空間を広くすることが出来るのでおすすめの配置の1つです。

NAGOMIYAではお客様との対話を大切にしております。
設計に入る前に、お客様としっかりコミュニケーションをとり、ヒアリングさせて頂きます。
土地の大きさや向き、家族構成や部屋の数、年齢などからお客様にぴったりの設計をご提案いたします。

■まとめ

今回はトイレ位置についてお話させて頂きました。
トイレは生活する上で必ず必要なものですので、しっかりと納得のいくものにしたいですね。

私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。
岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。







住みやすい家の条件とは?家づくりをお考えの方は必見!

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

我が家は家を建ててから丸5年が経過しました。
特に問題もなく過ごせていますが、最近は電気代が高いのが悩みです・・・
みなさんも同じ悩みではないでしょうか??

しかし、『住みにくい』と感じたことは無く、むしろ『住みやすい』と感じています。

今回は『住みやすい家』
とはどのような家を指すのかをお話したいと思います。

4つのカテゴリに分けたのでそれぞれ、考えてみましょう。

〇快適な環境
〇効率的な動線
〇十分な収納量
〇ライフスタイルの変化に対応

1つずつ詳しく見ていきましょう。

■快適な環境

『快適』と感じるポイントは人それぞれ違います。

例えば・・・

暑さが苦手な人。
寒さが苦手な人。
湿度が高くてジメジメするのに不快感を感じる人。
反対に湿度が低くて乾燥していたりすると、肌が荒れる人。
音に対して敏感な人。
狭いところが苦手な人。
高いところが苦手な人。

これらは目に見えないため分かりづらい事です。

しかし、ほとんどの方が快適と感じるであろう
『夏涼しくて冬暖かい家』
それを実現するために欠かせないのが断熱、通風、採光になります。

土地を見て、隣地の距離や窓の位置を確認し、通風、採光をうまく取り入れる設計をご提案します。
そして断熱性能の優れた断熱材を使用する事で外気温の影響を受けにくくなるとともに、空調の効きが良くなるので電気代の節約にもつながります。

それらを考慮することで快適な環境を整えることが可能になりますね。


■効率的な動線

家事動線や生活動線が効率的なことも、大切な条件です。
毎日のルーティンをしっかりとイメージして、効率良く家事をしたり、生活できるような動線を盛り込んだ設計をご提案します。

生活動線と家事動線は、住みやすさに大きな影響を与えます。

そもそも生活動線と家事動線とは何のことでしょうか。
動線とは、動きに関する線のことです。
生活動線は、生活に関する動線で、家事動線は、洗濯や料理などの家事に関する動線のことを指します。

生活動線は、少しの違いで快適性が上がったり下がったりします。複雑だと無駄が発生するため、シンプルにすることも大切です。
家族の部屋ごとにも生活動線は異なります。
例えば、リビングやトイレなど頻繁に利用したり共有したりする場所は、家の中心に配置することで家族みんなが快適に過ごせるかもしれません。

そして、毎日必要な家事。
なかなかサボることも出来ません・・・

そんな家事をいかにスムーズに出来るかは家事動線にかかっていると言っても過言ではありません。
家事動線で大切なのは
リビングからキッチン、浴室や物干しなどの水回りが集約されている事が大きく影響します。
生活動線とは異なる工夫も必要になってきます。

2階建ての場合、階段も動線に含まれるためそこまでしっかりとイメージしなければ効率の良い動線にはできません。

1階で洗濯機を回し、2階のベランダに水の含まれた重たい洗濯物を運んで干す。
若いうちは軽々こなせることも、年齢を重ねると難しくなることもあります。

年齢を重ねても住みやすい家。というのがポイントになってきますね。


■十分な収納量

収納不足による後悔は意外と多いです。
なぜなら、生活をしていると必ず物が増えていくからです。

デッドスペースを収納スペースとして活用すると、居住空間を圧迫せずに収納を増やす事も可能になります。
今ある物の量、大きさ、収納場所。
これらを把握し、新築計画に反映させると住んでからの後悔が少なくすむかもしれません。断捨離をして物を減らしておくことも一つの手ですね。

ここでも大切になってくるのが収納の場所。そう。動線になります。
使ったらしまう。この流れがスムーズに出来る場所に収納があると、生活する上でとても楽に片づけをすることが出来ますね。

我が家も、物が着々と増えていますのでそろそろ本気で断捨離をしたいと思っています・・・

■ライフスタイルの変化に対応

マイホームの場合、長い年月をその家で過ごすためライフスタイルは変化していくものです。

小さかった子供は成長し、巣立ってしまうと子供部屋は使わなくなる。
年齢を重ねると足腰が弱り2階への上り下りが苦痛になってしまう。
生活する人数が減り、使わない部屋やトイレの掃除が面倒になる。

このような事が想像出来ますね。
では子供が巣立って使わなくなった部屋の活用法を考えてみましょう。

夫婦個人の部屋として使用する。
趣味の部屋として使用する。
シアタールームにする。
ゲストルームとして活用する。

などでしょうか。

階段の上り下りに関しては、階段を無くして平屋に減築リノベーションする。解体して建て替える。家を売って小さな家を再購入。賃貸やマンションへ引っ越す。
など、根本的な解決はかなりの決断が必要になりますね・・・

足腰を鍛えて、二階建ての家でも辛くない健康体でいたいものですね(^^)

未来の事も考え、設計に盛り込むことが出来るとさらに長く住みやすいと感じて頂けるでしょう。
どのくらいの期間、その家で生活するのかをしっかりと考慮して変化に柔軟に対応できる家を目指しましょう。


■まとめ

今回は、住みやすい家の条件について詳しくご紹介しました。どのような家だと快適に住めるのか?ご家族でいろんな意見を出し合い、話をして自分たちに合った『住みやすい家』を手に入れてください。

私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

 

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