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スタッフブログ

自然素材を選ぶ理由。化学物質に出会わない暮らし。

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今回は自然素材とはどういうものなのか、ということに着目してお話しさせていただきます。
自然素材っていいんです!!と言うだけでは、
「自然素材って何のこと?」って思われてる方には自然素材の良さは伝わらないですよね。

「自然素材」といっても、使われる方によって様々な定義があると思います。
では、私たちNAGOMIYAがいう自然素材とは何のことを指しているのか。

まず、定義としては、私たちが良い性能・効果を持っていると選択してきたもので、使用している材料たちのことを指しています。

例えるならば、”合板よりも無垢の木”  ”クロスよりも漆喰”
私たちは無垢の木や漆喰を良いとしています。

建築用語として、合板やクロスのことを「新建材」と呼びます。
それらには身体に悪影響な化学物質が含まれています。
その反対とされるのが「自然素材」と呼ばれることが多いです。
自然素材は自然にあるもので化学物質を含んでないということです。

健康へ配慮できると思ったものが自然素材であったため、自然素材を使用し、その良さをお伝えしています。

人体に悪影響な物質について少しお話ししますと・・・
家具や建築資材、壁紙を貼る為の接着剤などに含まれている化学物質の一つにホルムアルデヒドという物質があります。

ホルムアルデヒドは家具や建築資材などから少しずつ室内に放散されます。
このホルムアルデヒドに汚染された室内に人がいると皮膚、目や気道に刺激を感じることがあり、高い濃度では呼吸困難などを起すことがあります。

そのほかに、カビやダニが繁殖することが、人体に悪影響を及ぼすとされています。

このようなホルムアルデヒドのような化学物質、カビやダニなどの対策を調べたところ、


通風をよくすること
換気
風通しのため窓を開ける


このようなワードがたくさんあがってきました。
しかし、今現在のような梅雨が日本には必ず訪れます。
岩国市は降雨量も多いので、窓を開けたくらいでは風通しにはなりません。

では健康のためにはどうすればよいのか、というところを少し理論的に考えてみました。

まず、アレルギーのない方は、その危険な物質に出会っても何ともないはずです。しかし、先ほど説明したホルムアルデヒドのような化学物質は、「汚染」という言葉が使われています。
ということは、アレルギーと無縁な人でも物質に触れていると健康が侵されてしまうということです。

そして、アレルギーやアトピーなどは一度引き起こされてしまうと、それらは完治が難しいと聞きます。
完治は難しいため、そのアレルギー物質に接触する機会を少なくすることがとても重要になるそうです。
その物質が原因で引き起こされるアレルギーなのですから、接触がなければ引き起こされないという考え方は確かに筋が通っています。

要するに、「なるべく危険な物質には触れない家づくり」ということが大切であることが分かりました。

では私たちがどのようにその文言に向き合っているか。

まず、私たちNAGOMIYAの設計はコンセプトページでもお伝えしておりますが、

太陽の日差しと自然に吹いている風を大切にし、設計しております。

窓はあるけど開けても無風。。。

というようなことのないように、風の流れを考えて窓やドアの位置をデザインします。

この風通しのよい空間が、化学物質を外に排出する方法の一つだと考えています。

そして、一番大切にしたいのは、化学物質の含まれていない自然素材を使うことです。

化学物質と接触しないためには、一番大切なことです。

そして自然素材の性能自体も危険な物質を抑制します。
無垢の木や漆喰は呼吸する材料なので、調湿性能が非常に高く、湿気に強いです。

湿気に強いためカビの繁殖を抑え、夏でもひんやりとする空間が作られます。

漆喰を塗られたお客様が明らかに空気が違う、湿気がなくて涼しいのでエアコンをあまり使わないと言ってくださいました。

エアコンの使用時間が減少することは、排出される危険物質を抑えるだけでなく、環境にも配慮でき、素敵なことだなと思います。

私たちNAGOMIYAは自然素材を見た目だけで良いとするのではなくて、色々な理由があって良いと思っております。


化学物質を無くしてしまうことはできませんが、出会わないように、お客様がずっと健康で気持ちよく暮らせる空間づくりを目指しています。






私たちは岩国市にある小さな工務店です。

木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。

岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。










棟上げが好きです。

私は暑い日だろうが、寒い日だろうが、棟上げが好きです。
今まで紙やパソコン上にあったお施主様の想いが、現実として形になっていくその様は感慨深いものがあります。

6月に行われたH様邸の棟上げでは10人の職人さんに来ていただきました。

お施主さん、職人さん、大勢で輪になり始まりの祝杯をあげ、職人さんが散り散りに現場へと向かって行く瞬間は胸がドキドキします。

家づくりは職人さんの手仕事です。
何人もの職人さんが集まって、一つのものを作り上げていく姿は本当にかっこよく、圧巻です。
今回は私の視点からですが、職人さんたちの印象をお伝えします。



まず、NAGOMIYAではプレカット工法で建築しておりますので、現場で大きな材料を切ったり、欠いだりということはしません。
プレカットとは、構造材の仕口加工などを機械化した工場で行うことです。
建築現場での加工を減らすことで、工期短縮や加工精度向上、現場廃材の削減などにつながっています。

職人さんはプレカット図面を元に、平仮名や番号が振られている材料を巧みに組み立てていきます。
順序を間違えれば、やり直さなければならなくなるため、知識が必要とされます。
鋸(のこぎり)を使って現場で調整することもあります。


棟上げを経験させていただく中で、いくつか気づいたことがあります。
大工さん方の動きに無駄な部分が見えないのです。
そして、大工さんの動きを止めないように材料を手配するレッカーさんもすごいのです。
職人さん各々が自分にできることを瞬時に考え、手伝いがいるかいらないか、先にやっておくべきことかどうか・・・それらを自然とされているのです。
このような経験の中で培った技術というものはとてもスムーズで、見ている者を魅了するなぁと私はいつも思います。
何時間でもじーーーっと見ていられるのです。

更に私は木材が好きなので、壁を貼る前の構造体の状態は結構好きでして・・・見ていると落ち着きます。
今回H様邸では21㎝角の大きな欅(ケヤキ)の大黒柱を立てました。
とても大きいので、大工さん一人では抱えきれず、何人もの大工さんの力で立てたのです。
このような見える柱は化粧柱という加工されているものを用います。
節が少なく、仕上げにやすりなどがかかっています。
そのような柱のため、現在の施工中は養生をして傷がつかないようにしてあります。(下記写真の一番右の柱です。)
仕上りましたら、また欅の大黒柱の全貌をお伝えさせていただきます。


H様邸の柱の太さは12㎝角です。
とてもしっかりした材料で、耐震性にも優れています。
NAGOMIYAでは柱の本数にもこだわっており、在来工法で建築しています。
在来工法とは、日本に古くからある伝統工法を発展させたもので、柱と梁を組み合わせて建物を組み立てていく方法になります。
そのため、「木造軸組構法」という言われ方もします。 以前は、地震時に揺れやすい建物でしたが、金物などが発達・改良されていき、以前と比べると今では耐震性もかなり高くなってきています。

上記の写真は棟上げの次の日です。
この先は、大工さんが筋交いをいれ、金物を取付し、金物検査を受けます。
そして、多くの職人さんの知恵と技術で、何も無かった場所に家が建ちます。すごいことです。
設備、電気、屋根、建具、外壁・・・
様々な職人さんの「職人技」を目の当たりにできることが私は嬉しいです。

日本に古くからある伝統工法や職人さんの技術も、大切にしていく中で、たくさんの新しいことも学び、活かしていきたいと思います。
そしてお施主様にとって、よりよい建築ができたらと日々精進していきたいと思っております。




私たちは岩国市にある小さな工務店です。

木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。

岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

無垢材VS無垢材!?木の個性を知って、自分に合った無垢フローリング選び 「杉」編

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無垢材VS無垢材!?木の個性を知って、自分に合った無垢フローリング選び 「杉」編

 無垢材VS無垢材の記事、いよいよ最終章です。

これまで栗、オーク、パインが持っている木の個性をご紹介してきました。

私たちNAGOMIYAが建材としておすすめしている無垢の床材は4種類です。

栗、オーク、パイン、杉です。

ということで、無垢材VS無垢材を締めくくるのは針葉樹の「杉」です!!

 すべての記事に目を通していただいて、無垢材、自然素材の良さを知っていただけると幸いです。

さて、いよいよ最後の「杉」編。

杉材の話を最後に持ってきたのは、偶然ではありません。

杉は古くから建材として親しまれてきた樹種であり、更には近年の花粉症も相まって「スギ」というワード、存在は本当に身近になっています。

ものすごく身近にある「杉」の本質をよく知っていただいて、最後を締めくくりたいと思いました。

そんな身近な杉ですが、杉をフローリング材として使用した場合はどのような効果があるのでしょうか。
皆さんあまりご存じないのではないでしょうか。

杉は針葉樹です。(詳しくは、広葉樹と針葉樹編をご覧ください。)

針葉樹の特徴は、柔らかく傷がつきやすい材質です。

杉は特に柔らかく、傷のつきやすさでは、ご紹介してきた栗、オーク、パインの中でもトップクラスだと思われます。

傷やへこみを気にされる方は、この杉の「弱さ」をよく知っておかなければなりません。
そして杉は広葉樹に比べて節が多く、節に目がいくことが多いです。

杉を選んで後悔してしまうとすれば、この弱さと節などが目立つことでしょうか。


さて、杉は弱いですが、それは耐久性のお話です。 無垢材としての魅力が弱いのかというとそうではありません。

杉の無垢板の辺材は白色、心材は淡紅色から赤褐色をしています。
また木目はまっすぐで、非常に美しいです。

どちらかというと「和」の雰囲気を重視したい方にとって、ピッタリの風合いだといえるでしょう。

そして、柔らかい材質ということは空気を多く含んでいるということですから、なんといっても温かいです。
 そして衝撃吸収性があり、お子さんの転倒にも配慮できますね。

以前、事務所に来られたお客様に、広葉樹のオークと針葉樹の杉を同時に触っていただきました。


「うわぁ!!全然違う!!本当に温度が違う!!」


とかなりびっくりされ、そして笑顔になっておられました。

切られていても尚、呼吸し生きて、その違いを木が見せつけたからこそ、ここまでの驚きを得られたのだと私は思いました。


私たちNAGOMIYAは、自然素材に癒されて、生活をしていただきたいと思っています。

ですので、このように自然素材に直接触れていただいて、その凄さをお伝えできたときはとても嬉しかったです。

自然と人工のもの、それぞれにいいところがたくさんあるのは事実です。

床の冷たさは何も樹種だけの問題ではなくて、杉でも表面に厚密加工や、塗膜のある塗装をしてしまうと冷たくなってしまいます。

汚れないように、傷がつかないように、と便利さを求めれば求めるほど、木はどんどん冷たく硬くなって、我々人間の自然な生活から遠ざかっていくような気がするのです。
塗装も自然塗料で行い、呼吸を妨げない。これは大切にしています。

そもそも床は汚れてはいけない、傷がついてはいけないものなのでしょうか。

昔の日本建築の床のほとんどが畳か板間、汚れるし傷もつくものでできていたはずです。

それを手入れしながら使いこなしてきたのが日本人です。 それがいつのまにか忘れられて、塗装をされた合板フローリングが主流になって、家の床はスリッパなしでは歩けないようになり、それがシックハウスなんてものも生み出しました。

アレルギーが珍しいものではなくなってしまいました。

どんなに優れた加工をされた合板フローリングでも、いつかは傷や汚れがつきます。

表面が平滑でピカピカであるがゆえ、付いた傷や汚れはとても目立ちます。 また細かい傷がたくさんつき、どんどんくすんで輝きを失っていき、『古く』なっていきます。

更には調湿性能も低いため無垢フローリングよりも腐敗しやすいのです。 最初が100点で、少しずつ減点されていく・・・と言えます。

逆に、日に焼けるほど深みを増し、人が歩くほど表面が磨かれツルツルになっていく杉は、最初は100点には及びませんが、少しずつ加点されていく・・・

『古美ていく』、という表現をよく耳にします。
 上手く言ったものだと思います。

家というのは出来上がったときが完成ではないと私たちは思います。

経年劣化に追われる家づくりよりも、色の変化を楽しめるような、経年を味わい深く、感じられる家づくりをおすすめしています。

身近にもっとも多くあり、手ごろなコストを兼ね備えつつ、断熱性や柔らかさを持ち、香りもとてもいいものってありますか? と聞かれると・・・

やはり「杉」を思いつきます。

杉ってすごい樹種です。
皆さんも杉に対する価値観が少し変わられたのではないでしょうか。


以上、無垢材VS無垢材というタイトルで4種類の樹種をご紹介して参りました。

それぞれに木の個性があり、いいところも悪いところもありました。

お好みの木が見つかった、自然素材っていいな、という方がいらっしゃれば本当に嬉しく思います。

この4種類は事務所ですぐに触れることができますので、ぜひ直接触ってみてください。



私たちは岩国市にある小さな工務店です。

木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。

岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

岩国市 K様邸古民家リノベ 「解体編」


解体工事が始まりました


今回の解体の内容は 一階の二部屋の減築、 木製窓をアルミサッシへの取替、外壁の焼杉材の全面貼替、給水、給湯、排水の新設、、 システムキッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレの取替 フローリングの貼替・襖畳の新調などなど 盛沢山の内容となっています 。


古民家の解体工事といえば開けてびっくりがお約束ですが 今回も期待を裏切らない沢山の新しい出会いが待っていてくれました。
古民家の解体工事というのはただやみくもに壊してスケルトンにしてしまうのではなく 利用できるものは出来るだけ今のままの姿で再利用し お施主様の想いのこもった材料も一つ一つ大事に取り外していく 解体工事といってもとてもデリケートな作業なんですよね。


解体工事を進めて行くにつれて見えてきたのが 一階の床下に地下室が造れるほどの大きな空間 そしてピラミットを連想するかのようにそびえたつ大きな束石 お施主様にお伺いすると昔近くに流れる川が氾濫して水没をした経緯があり このような形で嵩上をして家を建て替えたのではないかと仰っておられました。


材料を見ていると細くて以前では他の役割に使用されていた物かもしれない 当時は中々大きな良い材料を入手するのが難しかったのかもしれない など色々な事を想像しながら解体工事を進めていきます。


次はいよいよ大工さんが現場に。

無垢材VS無垢材!?木の個性を知って、自分に合った無垢フローリング選び 「パイン」編

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一番初めに、針葉樹と広葉樹の違いの話から、栗の木編、オーク編と広葉樹のお話しをさせていただいて参りました。
いよいよ針葉樹に突入したいと思います。
今回は「パイン」編です。
さて、パインという響きだと、日本にはない樹種のようなイメージを持たれませんか・・・?
実はパイン材とは日本でもおなじみの松(マツ)を加工した木材です。
えっ松なの?!と思われた方多いと思います。私もなりました。
といっても、外国産である松をパインと呼びますので、日本の松とは違います。
松は世界中に存在するのであらゆる種類のパイン材が流通していますが、日本の「松」はパイン材に属せず「地松」という名前で呼称されるため、日本でのパイン材は主に輸入パイン材を指します。

主に北米産のマツをパイン材と呼び、50種類以上あるマツの中でもイエローパイン、ホワイトパイン、ポンデロッサパイン、欧州アカマツなどが家具用材として知られています。
針葉樹特有の柔らかさから、DIY用の加工素材としても人気があります。

針葉樹の特徴を少しおさらいしますと・・・
・空気を多く含むため暖かい
・柔らかいので傷がつきやすい
大きくはこのような特徴です。(詳しくは「針葉樹と広葉樹」編をご覧ください。)

針葉樹の中でも、パインの場合は中程度の柔らかさと強度を備えていると言えるでしょう。
色についてですが、パイン材は白っぽい黄色の色合いが特徴です。
材全体に油分が多いので経年変化では艶っぽい色合いに変化します。

パインの特徴は節があることですが、グレードによって節ありや節が少ないものを選ぶことができます。
節があるのが好きだという人も多く、節をアクセントとして楽しむこともできます。
節の部分が視覚的に温かさを感じるため、素朴で柔らかいイメージがある上に触り心地も良いと評判でもあります。 節の全くないパイン材は希少価値があり高価な値段がついています。
ここでは、無垢フローリング選びのための情報を提供する場ですから、
「床材としてどうなの?」というところに着目しなければなりません。

やはり傷が気になる方は敬遠しがちな柔らかさを持っているパインですが、どの木を選ばれても、自然素材ですから同じように傷やへこみはできてしまいます。
神経質にならないことが前提で自然素材を使われた方がいいですね。
でも・・・となる方、こんな気持ちの切り替え方もありますよ!
森林浴で木の香りを嗅ぎ、その清々しさにリフレッシュされた経験はありませんか?
この木の香りの正体がフィトンチッドと呼ばれる精油成分で、森林浴効果の源になっているものです。
針葉樹を多く使った住宅は、居ながらにして森林浴効果のおまけつき。

傷に神経質になるのも自然素材ならではですが、森林浴をさせてくれて、神経質な気持ちを和らげてくれるのも自然素材・・・面白いですね。

ちなみにフィトンチッドの種類や含有量は樹種によって違いがあり、実は広葉樹にはほとんど香りがないのです。
針葉樹に多く含まれるフィトンチッドは、香りだけでなく抗菌・防虫・防腐作用があります。
正倉院の宝物が1,300年の時を経て現在も色鮮やかに残されているのは、スギで作られた唐櫃(からびつ)の中に宝物を収納していたからだと言われています。

針葉樹も広葉樹に負けないメリット多いことがわかります。

では、広葉樹と違う点としてもう一点。
暖かみを持つ針葉樹のパイン材は、広葉樹に比べてお値段が安価です。
そこがメリットにもつながり、NAGOMIYAではパインを使われる方って多いです。
広葉樹よりも塗装色が馴染みやすいということもあって、NAGOMIYAではナチュラルではなく、しっかりとした濃い色の塗装をされる方もいらっしゃいました。
同じパイン材でも塗装するだけで雰囲気がガラッと変わりますね。
パインという材料はお客様のテイスト合わせに柔軟に対応できる樹種と言えます。
暖かみもあって、安価で、好きな雰囲気のデザインに・・・となると傷さえ気にしなければ、合板よりもずっといい材料ですよね。

ちなみにNAGOMIYAが塗装する塗料も自然塗料です。 自然素材に呼吸を妨げるような塗料を塗ってしまっては自然素材の良さがなくなりますから、塗料にもしっかりとこだわります。
自然素材に自然塗料・・・どうお掃除するの?というご質問結構あります。 お掃除方法についてなのですが、床を掃除するようの洗剤などは無垢材には使用できません。
NAGOMIYAでは床用クリーナーに「こめっとさん」というクリーナーをおすすめしています。 水、米ぬか、米油、紅花油、ビタミンE等でできている床用クリーナーであり、軽いワックス効果もあるものです。
汚れやしみが気になる方はさっとお手入れができるので、パインのような柔らかい自然素材を使われた方は重宝すると思います。
自然素材がずっといいものであるように、塗料や自然素材へのお手入れ方法も日々学んでおります。
パイン材についてこのようにお話ししていると、私自身がパインへの見方が変わりました。
我が家は栗のフローリングなので、広葉樹派だったのですが、傷がつきやすいからと敬遠されてしまってはもったいない材料だなとパイン材を見直しました。

「無垢材VS無垢材」、良い勝負ですね!!


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無垢材VS無垢材!?木の個性を知って、自分に合った無垢フローリング選び 「オーク」編

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無垢材VS無垢材!?木の個性を知って、自分に合った無垢フローリング選び「オーク」編

今回は「オーク」編です。 無垢材VS無垢材の記事をすべて書き上げるころには、 「この木が好き!」 という気持ちが生まれてくださっていると嬉しいです。

さて、前回は栗の木の魅力をお伝えしました。
栗の木と同じ広葉樹であるオークですが、同じくたくさん魅力的な特徴があります。

無垢の床材をどれにしようか検討する際に、ます第一候補として挙がるのがオークではないでしょうか。
実際にNAGOMIYAでもオークは人気があります。

オークのはっきりとした木目は重厚感があり、フローリングの合板にもオーク柄はよく使用されており、床材としての馴染みがあるのがオークだといえるでしょう。


ナチュラルや可愛い系ではなく、少し暗めだったり、かっこいいテイストがお好きな方は迷わずオークを好きになられます。

では、オークとは実際にどのような木材なのでしょうか。
オークは、木材の一種を指す言葉です。
特定の種類の木から取れるもののことではなく、ブナ科コナラ属に属する種をすべてオークと呼びます。
オークという言葉が表す樹木は、あわせて数百種以上が知られ、亜熱帯から亜寒帯まで北半球に広く分布しているそうです。

日本語では落葉樹のコナラ属はナラ(楢)、常緑樹のコナラ属はカシ(樫)と呼ばれますが、オークはその両方の意味を持ちます。

ただし、基本的にはオークといえばナラ(ミズナラ)のことを指すようです。 (オーク材とナラ材の違いについてですが、産地で違いが分けられているようです。)

古代ギリシアでは、「母なる木」と呼ばれ、神が作り出した木だとされていました。

様々な神話にも聖なる木として登場し、神事にも頻繁に使用されました。
これは、オークが木材として人々の生活の中で重要な役割を果たしていたからでしょう。

そんなオークの特徴はやはり耐久性の高さです。

昔からワイン樽やウィスキー樽の材料や、船舶の材料として使用されてきたオークは、他の樹種と比較して高い耐久性と耐水性を持ちます。
傷がつきにくく、堅く重厚なため、栗の木と同様に傷が気になる方にはおすすめできる強度のある木材です。

木目が細かくはっきりとしていて美しいのも特徴の一つです。

木目には「虎斑(とらふ)」と呼ばれるものがあります。
文字通り、木目が虎の皮の模様に似ていることから、この名前がついたそうです。

NAGOMIYAのお客様もオークの見た目が好きということで選ばれていました。
針葉樹に比べて、硬くて冷たいという特徴があるオークです。
それを日常で感じるかどうかについてお客様に聞いてみました。

「冷たいです」という回答が返ってくるのではないかと思っていたのですが・・・。

生活中に冷たさを感じることはほとんどなく、更に来客された方に
「床暖房なの?」と聞かれたこともあるくらい暖かみがあるそうです。


 合板では感じられない無垢材ならではの空気を含んだ暖かみですね。


ちなみに合板と無垢材の床張り替えについてですが、合板フローリングと無垢フローリングは、耐用年数に圧倒的な差があります。
合板フローリングの場合、床下環境にもよりますが、約15年~20年で湿気が原因の接着剤の劣化により、フカフカした感触になることが多く、張り替え、もしくは重ね張りをする必要が生じます。
無垢フローリングの場合は、初期費用こそかかるものの、適切な環境のもとで適度な手入れを行っていれば、半永久的に張替えなどの必要はありません。

無垢材の方が劣化するのが早いと思われている方が多いですが、無垢材は呼吸するので調湿性能があり、湿気やカビに対応できる材料です。

自分で手入れして、更に愛着が湧いていくのも無垢材、自然素材ならではだと思います。

ではオークのデメリットは何だろうと考えてみましたが・・・思い浮かびません。
ただ、無垢材の中では、針葉樹に比べると「冷たく硬い」という特徴があるということは明らかです。
コスト面ではオークにも色々な種類や質があり、ピンからキリまであるので、そこにもデメリットは感じられない木材です。


これらを踏まえると、栗とオークの特徴はだいぶ近しいことが分かりますね。
ただ、見た目が違いますので意見が分かれるところです。

栗とオークは塗料の吸い込み方も違いますので、塗ると色見が大きく変わります。


NAGOMIYAでは実際に塗料を塗ったものと塗ってない無塗装のものをお客様にお見せしています。

 下の写真のように、オークは塗装と無塗装に大きな違いがあります。
    無塗装(オーク)  |   塗装(オーク)
オークは濡れ色がはっきりと出ていますね。

下の写真は栗です。
     無塗装(栗)    |   塗装(栗)
栗はうっすらと濡れ色になっていますね。


塗料の選び方やペーパーのかけ方ひとつでも触り心地や見ためが変化しますので、お客様との対話を大事にしています。
実際に触れてご覧いただくことが一番です。
そして、無垢材や漆喰の性能や見た目を好きになっていただけたら、とても嬉しいです。
写真はオークです。


私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。 岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

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