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スタッフブログ

新築・リフォームの補助金制度が始まりました

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。


令和6年も国の補助金制度である住宅省エネ2024キャンペーンが2023年に続きスタートしました。

住宅省エネ2024キャンペーンは新築・リフォームの両方に使える補助金制度です。

私たちNAGOMIYAも岩国市の住宅省エネ支援事業者として今年も参加しています。



住宅省エネ2024キャンペーンとは?

新築とリフォームで使える補助金事業が違うので分けて説明します。

新築の場合

新築で補助金事業を利用する場合、使える補助金は「子育てエコホーム支援事業」と「給湯省エネ2024事業」の二つになります。

※子育てエコホーム支援事業(新築)は、住宅全体に補助を行うため給湯省エネ2024事業との併用はできません。




新築で補助事業を利用する条件と補助額

「子育てエコホーム支援事業」を利用する条件

 ①長期優良住宅またはZEH住宅であること。

 ②子育て世帯(令和5年4月1日時点で 18 歳未満の子を有する)または

  若者夫婦世帯(令和5年4月1日時点でいずれかが39歳 以下)のいずれか。

 ③立地や住宅の面積などの要件を満たす。

補助額
建物の性能世帯立地に条件があると覚えておきましょう。


「給湯省エネ2024事業」を利用する条件
①新築注文住宅に対象機器を購入し、設置する。
②対象機器が設置された新築分譲住宅を購入する。

補助額
性能や撤去の有無により加算されることがあります。




リフォームの場合

リフォーム工事の場合「子育てエコホーム支援事業」、「先進的窓リノベ2024事業」、「給湯省エネ2024事業」、「賃貸集合給湯省エネ2024事業」のすべてが利用できます。

「子育てエコホーム支援事業は」補助対象が多く、
他の3事業は補助対象を絞っているが補助額が多いという特徴があります。

4つの事業を利用するために共通する条件は以下の二つです。
 ①登録された支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする。
 ②リフォームする住宅の所有者であること。

それぞれ詳しく説明したいと思います。



「子育てエコホーム支援事業」は補助対象となる工事が多く、節湯水栓への交換や壁の断熱工事など内容は多岐にわたります。

対象となるリフォーム工事

①~③のいずれかがリフォーム工事に含まれること。
④~⑧のリフォーム工事のみでは申請することができません。
補助額の合計が5万円(他の3事業を受けていると2万円)を超えていること。
これらの条件を満たす必要があります。

また一定の性能を有する物
①開口部の断熱改修→「先進的窓リノベ2024事業」
③のエコ住宅設備の設置→「給湯省エネ2024事業」
を利用することができ、必須工事を含んだとして④~⑧を同時に申請できます。

「子育てエコホーム支援事業」の補助額


リフォームの場合、事業名に”子育て”とついていますが
子育て世帯や若者夫婦世帯でなくても1戸当たり上限20万円まで申請できます。
また、住宅の性能世帯によって補助金の上限が引き上げられます。



「先進的窓リノベ2024事業」は開口部の断熱に特化した事業です。
開口部の断熱は「子育てエコホーム支援事業」にも含まれていますが、
こちらの方が性能を求められる分、補助金額も大きいのが特徴です。
求められる性能は建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもので
いずれ多くの家庭にも一般的に使われていくようになります。


補助額の上限は200万円/戸と大きいです。
①合計金額が5万円を超えること
②ドア交換のみでは申請できない
ということに注意が必要です。

カバー工法・はつり工法
カバー工法とは既存の窓ガラスを取外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆いかぶせて取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。 はつり工法とは既存窓ガラスおよび窓枠を取外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラスなどに交換する工事をいいます。
はつり工法が窓枠や周りの壁の工事が必要なのに比べ、
カバー工法は既存の窓枠を残して工事ができるので費用と時間が抑えられる傾向にあります。

「先進的窓リノベ2024事業」の申請ができる場合、「子育てエコホーム支援事業」の必要最低補助額が5万円以上からから2万円以上に緩和されるので「子育てエコホーム支援事業」の申請がしやすくなります。


「給湯省エネ2024事業」は高効率給湯器に特化した事業で
エコ住宅設備の一部として「子育てエコホーム支援事業」にも含まれていますが、
対象となる機種に違いがあり、補助金額も大きいのが特徴です。

「子育てエコホーム支店事業」と「給湯省エネ支援事業」の比較
また「給湯省エネ支援事業」の場合、性能、既設設備の撤去の有無によって加算があります。

上の表のように、エコキュートやハイブリッド給湯器を導入する場合、こちらを利用した方が補助金が多くもらうことができます。

「先進的窓リノベ2024事業」と同じく、「給湯省エネ2024事業」の申請ができる場合、「子育てエコホーム支援事業」の必要最低補助額が5万円以上からから2万円以上に緩和されます。



補助金の申請方法と期限

補助事業者(工務店など)が申請手続きや補助金の受け取りをします。
共同事業者(施主など)に直接補助金が交付されるわけではありません。
そのため、あらかじめ還元方法を以下のどちらかで同意しておく必要があります。
①契約代金に充当する
②現金で支払う

申請期間は2024年3月中下旬 ~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで)です。
昨年のこどもエコすまい支援事業(本年の子育てエコホーム)は途中で予算の追加がありましたが2023年9月28日と早期に終了しています。
予算が上限に達してしまうと期限内でも申請の受付が止められてしますので早めに申請できる計画作りも大切です。



補助対象の一例
こちらは昨年行った古民家リノベーションのキッチン周りの写真です。

①天井の断熱改修

54,000円

②壁の断熱改修

151,000円

③床の断熱改修

96,000円

④開口部(窓)の断熱改修

22,000円

⑤節湯水栓

5,000円

⑥掃除しやすいレンジフード

13,000円

⑦ビルトイン自動調理対応コンロ

14,000円

※①~④は全体断熱、ZEHレベルで計算

キッチン周りだけでいろいろなところが補助金の対象になるのがわかりますね。



私たちは岩国市にある工務店です。
体に優しい本物の自然素材を取り入れたこだわりの家づくりを心がけております。
岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。


広がる自由な空間!!平屋で実現する快適なライフスタイル。

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

大雨による土砂災害が深刻な状況が続いています。
被害に合われた方が1日でも早く復興されることを祈っています。

今回は、最近注目を集めている住宅スタイルの1つである『平屋』についてです。

平屋を検討中の方は、大雨などの土砂災害に合いやすいのではないか?
と不安に思う方もおられるかもしれません。

我が家は平屋なのですが、近くに川があるので水害などが心配な日もあります。
平屋で生活して5年が経ちましたが、実際に感じているメリットデメリットも最後にお伝え出来たらと思います。
最後までお付き合い頂けると幸いです。

平屋には昔ながらの家というイメージを持たれる方が多く、これまで平屋の人気はシニア層に集中していました。

しかし、最近では子育て世代やおしゃれな若い夫婦など若年層からの需要も高くなっています。

なぜ平屋の需要が高くなっているのか、人気の理由をいくつかご紹介します。



■平屋が人気の理由



・耐震性が高い
建物の耐震性は重心の高さと家の重さが重要で、高さがあればあるほど重心が高くなり、揺れるときの揺れ幅も大きくなっていきます。
平屋は階数が少なく、壁や柱などの構造要素が比較的シンプルです。この単純な構造により、地震時の力や振動が分散されるため、建物全体の安定性が認められます。
また、単純な構造であることから2階や3階建てよりも重さが軽い事が想像されます。
重心が低いこと、2階や3階の重みがないため地震に対して強い物件といえるでしょう。

・使い勝手の良さ
階段のない平屋住宅は、高齢者や体の不自由な方々にとっても利便性が高いです。ですので、若い世代の方であっても老後の生活を考えると平屋にしたいと思われる方が増えているのかもしれません。
また子育て世帯にとっても、階段を気にせず子供が自由に動き回れる広々とした空間が魅力的です。
さらに、居室や共有スペースが1つの平面に配置されているため、家族のコミュニケーションがスムーズに行える利点もあります。

・無駄なくスペースを使える
2階や3階を造ると、階と階を繋ぐ階段が必要になります。
間取りによっては階段もそれなりのスペースが必要ですから、デッドスペースも大きくなりますね。

・外部メンテナンスが簡単
平屋は2階建てに比べて、外壁の高さや屋根の高さが低いのが特徴です。
ですので、屋根のメンテナンスがしやすいのも魅力の1つかもしれません。
外壁のメンテナンスや塗り替えの際も足場設置や作業効率の良さから、コストが抑えられる傾向にあります。

平屋の魅力をいくつかお伝えしましたが、デメリットはどうでしょうか。
もちろんデメリットもありますので、ご紹介します。



■平屋のデメリットは?



・敷地面積が必要
平屋は1階にすべての居住スペースを確保しなければなりません。ですので2階建てに比べて広い面積の土地が必要になります。
敷地の広さによっては、平屋建ての建築が制約される場合もあるため、それらを考慮した土地選びが重要です。

・家族構成の変化への対応
平屋は1階であるため、将来的な家族構成の変化に対応することが難しい場合もあります。子供が成長して独立する、親や祖父母が同居するなどの変化があった場合、追加のスペースやプライバシーを確保するのが難しくなるかもしれません。この点は、ライフスタイルや家族計画を考慮して検討する必要があります。
先を見越した設計プランが重要ですね。

・建築費用が高くなる傾向
一般的に、2階建てと比較して平屋の建築費用は高くなる傾向があります。
先程も述べましたがまず、広い面積の土地が必要になるということ。
1階にすべての居住スペースを確保しなければならないので、それなりの広さが必要ですね。
そして2階建てと比べて、基礎と屋根の面積が大きくなること。これも費用が高くなる理由の1つです。
しかし、2階建てや3階建てを建てる際に必要な階段は不要ですのでこの辺りは不要な費用になります。

・水害に弱い
記録的な大雨によって浸水した場合、家中が水浸しになります。条件によっては1階部分が水没するケースもありますから、平屋であれば家自体が水没。となるでしょう。
災害時の避難場所の確認や、海抜の低い土地は避けたり、ハザードマップで自然災害の確認をしてみるのも良いでしょう。

■まとめ


平屋での生活で、一番良いと実感しているのはワンフロアで全ての行動が出来ることです。
起床してから就寝まで毎日の生活に不便を感じることがありません。

老後の生活を想像してもストレスが少なく生活できるのではないかと思います。
玄関ポーチの階段や玄関の段差の高さにストレスを感じたり、ここには手すりが必要だなと感じた場所が出た際には手を加える必要があると思いますが、今の年齢の生活ではとても満足いくものになっています。

冒頭でもお伝えしましたが、我が家は川が近くにあるので豪雨災害などの被害に合わないか不安な日もあるのは事実です。

ロフトを造っておけばよかったかな・・・
勾配天井の部分を1つの部屋として作ればよかったかな・・・
などと考える日もあります。

しかし、自然災害というのはいつ起きるか分からないので重大な被害に直面する場合は、早めに避難しようと思っています。

これから建てる家で、どんな生活をするのか。10年後20年後どのような生活をするのか。
しっかり想像をして、長く快適に過ごせる家を手に入れたいですね。


私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸出来る家づくりを目指しています。岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

トイレの設置場所で家族の満足度が変わる!注文住宅におけるトイレの重要性。

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

以前、朝の情報番組で外出先でのトイレ混雑事情を放送していました。
外出時、トイレの順番待ちで並んでいると前の人がなかなか出てこない事が度々見受けられる。という内容でした。
その要因の一つとして、誰にも邪魔されない一人時間を公共のトイレで過ごしている。という驚きの内容・・・

また違う番組でも、あるタレントさんが
家の中でトイレが一番落ち着くので、トイレで過ごす時間がとても長いです。ご飯もトイレの便座に座って食べています。というものでした。

自宅のトイレで読書をするなど『くつろぎの場』として使用している方も多いと思いますが、公共のトイレで長時間籠りなかなか出てこないのは迷惑ですよね。ただ、人それぞれのトイレ事情があるのだなと考えさせられもしました。

新築やリノベーションでもトイレの数、位置、広さ、機能、デザイン、照明、窓、収納などこだわりポイントはいくつもあります。

そこで今回はトイレについてのお話をしたいと思います。
岩国市周辺で注文住宅をお考えの方の参考になれば幸いです。


■トイレの設置場所を考える際のポイント

トイレの設置場所を考える際にいくつか押さえておきたいポイントがあります。
1つずつ見ていきましょう。

ポイント① 音と匂いに配慮する
トイレの音は家族であっても聞かれたくないものです。
生活のメインであるリビングから聞こえない距離感が大切です。
また、キッチン脇に配置するのもおすすめできません。食品を扱うキッチンに匂いがしたり、音が聞こえるのは少し抵抗ががありますね。

ポイント② 間取りと設備
トイレを設置する時には間取りと設備の兼ね合いを意識しましょう。
トイレのすぐ近くに洗面台がある場合はトイレ内の手洗いを設置する必要がありませんし、洗面台が近くにない場合はトイレ内に手洗いを設置する必要があります。

しかし、トイレのすぐ近くに洗面台がある場合でもトイレ内で手を洗いたいという方もおられますので、家族内でもしっかり相談されるといいですね。

ポイント③ 家族の人数や構成
トイレの設置数は家族の人数や構成によって左右されます。
夫婦2人の場合はトイレが1つあれば十分でしょう。
しかし、子どもが生まれ家族が増えた場合はトイレの取り合いになることもあるでしょう。
家族に車いすの人がいる場合はトイレを全体的に広くする場合がありますし、老後を見込んで大きいトイレを採用する場合もあります。

我が家の場合は、5人家族で平屋ですがトイレは1つしか設置しませんでした。
朝のラッシュ時にタイミングが重なることもありましたが、今は生活スタイルも変わってきて重なる頻度は減ってきました。

トイレの順番待ちの慌ただしさも、今はいい思い出になっています(^^)

このようなポイントを踏まえ、家でどのように生活するのかをしっかりとイメージして、設置場所を決めることをおすすめします。


■トイレを使用するのはいつ??

生活するうえで重要なトイレですが、使用するタイミングはいつでしょうか?

起床時
食後
帰宅時
入浴前
就寝前
就寝中

トイレに行く時間や回数は毎日同じとは限りませんが、行動する時に使用することは多いですね。

一般的なトイレの設置場所としては

玄関付近
リビング付近
寝室付近
階段下

などがあげられます。

それぞれの場所で使用することを想像してメリットデメリットを考えていきましょう。

玄関付近
外出先から帰って来た際、すぐにトイレに行けるのはメリットですね。
玄関はリビング空間からもドアで空間分けされていることが多いので、リビングへの音や匂いの心配もあまりしなくて良いでしょう。
寝室からは遠い傾向がありますので、就寝時などは不便を感じることもあるかもしれません。

玄関先のトイレは、来客時には行きにくい。出にくい。音が聞こえそうで恥ずかしい。などのデメリットもあります。
ですが、玄関に来客がある頻度や滞在時間は生活時間と比べると少ないと予想出来ますので、このデメリットは小さいかもしれませんね。

ただ、玄関からトイレの中が見えないようにトイレの向きやドアの位置には配慮する必要があるでしょう。

リビング付近
1日の中でも過ごす時間の長いリビング。利用する際は近くで便利ですが、音や匂いの配慮が必要になる場所です。食事中やリラックスタイムには特に気をつかうでしょう・・・
リビング付近に配置する際は廊下や収納を挟むなどの工夫するといいですね。

寝室付近
起床時、就寝時。夜中にトイレに行きたくなった際。そして体調が悪く寝込んでしまった場合などに寝室近くにトイレがあると安心です。

階段下
階段がある場合は階段下にトイレを配置することもあります。
デッドスペースをうまく活用し、生活空間を広くすることが出来るのでおすすめの配置の1つです。

NAGOMIYAではお客様との対話を大切にしております。
設計に入る前に、お客様としっかりコミュニケーションをとり、ヒアリングさせて頂きます。
土地の大きさや向き、家族構成や部屋の数、年齢などからお客様にぴったりの設計をご提案いたします。

■まとめ

今回はトイレ位置についてお話させて頂きました。
トイレは生活する上で必ず必要なものですので、しっかりと納得のいくものにしたいですね。

私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。
岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。







住みやすい家の条件とは?家づくりをお考えの方は必見!

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

我が家は家を建ててから丸5年が経過しました。
特に問題もなく過ごせていますが、最近は電気代が高いのが悩みです・・・
みなさんも同じ悩みではないでしょうか??

しかし、『住みにくい』と感じたことは無く、むしろ『住みやすい』と感じています。

今回は『住みやすい家』
とはどのような家を指すのかをお話したいと思います。

4つのカテゴリに分けたのでそれぞれ、考えてみましょう。

〇快適な環境
〇効率的な動線
〇十分な収納量
〇ライフスタイルの変化に対応

1つずつ詳しく見ていきましょう。

■快適な環境

『快適』と感じるポイントは人それぞれ違います。

例えば・・・

暑さが苦手な人。
寒さが苦手な人。
湿度が高くてジメジメするのに不快感を感じる人。
反対に湿度が低くて乾燥していたりすると、肌が荒れる人。
音に対して敏感な人。
狭いところが苦手な人。
高いところが苦手な人。

これらは目に見えないため分かりづらい事です。

しかし、ほとんどの方が快適と感じるであろう
『夏涼しくて冬暖かい家』
それを実現するために欠かせないのが断熱、通風、採光になります。

土地を見て、隣地の距離や窓の位置を確認し、通風、採光をうまく取り入れる設計をご提案します。
そして断熱性能の優れた断熱材を使用する事で外気温の影響を受けにくくなるとともに、空調の効きが良くなるので電気代の節約にもつながります。

それらを考慮することで快適な環境を整えることが可能になりますね。


■効率的な動線

家事動線や生活動線が効率的なことも、大切な条件です。
毎日のルーティンをしっかりとイメージして、効率良く家事をしたり、生活できるような動線を盛り込んだ設計をご提案します。

生活動線と家事動線は、住みやすさに大きな影響を与えます。

そもそも生活動線と家事動線とは何のことでしょうか。
動線とは、動きに関する線のことです。
生活動線は、生活に関する動線で、家事動線は、洗濯や料理などの家事に関する動線のことを指します。

生活動線は、少しの違いで快適性が上がったり下がったりします。複雑だと無駄が発生するため、シンプルにすることも大切です。
家族の部屋ごとにも生活動線は異なります。
例えば、リビングやトイレなど頻繁に利用したり共有したりする場所は、家の中心に配置することで家族みんなが快適に過ごせるかもしれません。

そして、毎日必要な家事。
なかなかサボることも出来ません・・・

そんな家事をいかにスムーズに出来るかは家事動線にかかっていると言っても過言ではありません。
家事動線で大切なのは
リビングからキッチン、浴室や物干しなどの水回りが集約されている事が大きく影響します。
生活動線とは異なる工夫も必要になってきます。

2階建ての場合、階段も動線に含まれるためそこまでしっかりとイメージしなければ効率の良い動線にはできません。

1階で洗濯機を回し、2階のベランダに水の含まれた重たい洗濯物を運んで干す。
若いうちは軽々こなせることも、年齢を重ねると難しくなることもあります。

年齢を重ねても住みやすい家。というのがポイントになってきますね。


■十分な収納量

収納不足による後悔は意外と多いです。
なぜなら、生活をしていると必ず物が増えていくからです。

デッドスペースを収納スペースとして活用すると、居住空間を圧迫せずに収納を増やす事も可能になります。
今ある物の量、大きさ、収納場所。
これらを把握し、新築計画に反映させると住んでからの後悔が少なくすむかもしれません。断捨離をして物を減らしておくことも一つの手ですね。

ここでも大切になってくるのが収納の場所。そう。動線になります。
使ったらしまう。この流れがスムーズに出来る場所に収納があると、生活する上でとても楽に片づけをすることが出来ますね。

我が家も、物が着々と増えていますのでそろそろ本気で断捨離をしたいと思っています・・・

■ライフスタイルの変化に対応

マイホームの場合、長い年月をその家で過ごすためライフスタイルは変化していくものです。

小さかった子供は成長し、巣立ってしまうと子供部屋は使わなくなる。
年齢を重ねると足腰が弱り2階への上り下りが苦痛になってしまう。
生活する人数が減り、使わない部屋やトイレの掃除が面倒になる。

このような事が想像出来ますね。
では子供が巣立って使わなくなった部屋の活用法を考えてみましょう。

夫婦個人の部屋として使用する。
趣味の部屋として使用する。
シアタールームにする。
ゲストルームとして活用する。

などでしょうか。

階段の上り下りに関しては、階段を無くして平屋に減築リノベーションする。解体して建て替える。家を売って小さな家を再購入。賃貸やマンションへ引っ越す。
など、根本的な解決はかなりの決断が必要になりますね・・・

足腰を鍛えて、二階建ての家でも辛くない健康体でいたいものですね(^^)

未来の事も考え、設計に盛り込むことが出来るとさらに長く住みやすいと感じて頂けるでしょう。
どのくらいの期間、その家で生活するのかをしっかりと考慮して変化に柔軟に対応できる家を目指しましょう。


■まとめ

今回は、住みやすい家の条件について詳しくご紹介しました。どのような家だと快適に住めるのか?ご家族でいろんな意見を出し合い、話をして自分たちに合った『住みやすい家』を手に入れてください。

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照明もさまざま!!照明器具の種類と使用場所。

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今回のブログは照明のお話です。
岩国市で新築、リノベーションをお考えのお客様へ照明の参考になれば幸いです。

さて、照明と聞いて皆様はどんな空間を1番に思い浮かべるでしょうか?

間接照明が照らす幻想的な空間。
温かみある照明が照らすリビングの家族団らん
お洒落な照明が照らすダイニング空間。
落ち着いた明かりの中過ごす個室での1人時間
お気に入りの絵画を照らす照明。
可愛らしい照明の子供部屋。

思い浮かべた空間もさまざまだと思います。

普段から使用していても、それがどのタイプか分からない方も多いかもしれませんね。生活する上で必ず必要な照明ですが、適材適所がありますのでそれぞれ詳しくご説明しましょう。

■照明の種類

住宅に使用される照明にはいくつか種類があります。

・シーリングライト
・ダウンライト
・ペンダントライト
・スポットライト
・ブラケットライト

などが一般的な照明です。


他にも

・フットライト
・スタンドライト
・ダクトレール
・シャンデリア

などがあります。

シーリングライト



天井に直接取り付ける照明器具で、メイン照明として部屋全体を均一に照らすことが出来ます。
大きめで平たいデザインのものが多いです。
複数の小型ライトで構成されたおしゃれな製品も普及しています。

《使用場所の例》
リビング、ダイニング、和室、寝室、子供部屋、玄関など

ダウンライト


天井に埋め込むタイプの小型照明器具で、単体の使用ではなく複数のライトを一定の間隔で配置するのが一般的です。
天井からライトが飛び出さないので、空間をスッキリ広く見せることが可能になります。

《使用場所の例》
リビング、ダイニング、和室、寝室、子供部屋、廊下、納戸など

ペンダントライト


天井や梁からチェーンやコードで吊り下げるタイプの照明器具です。天井付の照明器具よりも光源が低くなるため、テーブルの上など限定的な範囲を照らす目的に適しています。
ランプシェードのやライトの種類も豊富で、お好みのデザインを選び空間を楽しむ事が出来ます。

《使用場所の例》
吹き抜け、ダイニング、リビング、キッチン、トイレなど

スポットライト


狭い範囲をを集中的に照らす照明器具です。天井と壁どちらにも設置可能です。絵画やインテリア雑貨を照らしたり、壁や天井を間接的に照らすことで、空間を立体的に演出する事も出来ます。

《使用場所の例》
LDK、子ども部屋、寝室、書斎など

ブラケットライト


壁や柱などの床と垂直面に設置する照明器具です。外壁や玄関先など、屋外で設置されることも多く、器具の外側に光を向けるタイプのほか、天井や壁を照らす間接照明タイプもあります。照明器具そのものがデザイン性の高い製品が多いです。

《使用場所の例》
玄関、リビング、洗面所、階段、廊下など

フットライト


足元を照らすための照明器具です。ベッドサイドや廊下、階段など低い位置に設置し夜になると自動的に点灯するタイマータイプや、人が近づくと点灯するセンサータイプが人気です。
就寝後にトイレに起きた時などの安全確保を目的としています。

《使用場所の例》
寝室、廊下、玄関、トイレ、階段など

スタンドライト


部屋のコーナーやデスクサイド、ベッドサイドなど補助的な照明器具。床に設置するフロアスタンドや卓上に置くデスクスタンドがあります。コンセントを使用するので、使用する場所やインテリアに合わせて自由に移動することが可能です。

《使用場所の例》
リビング、書斎、子ども部屋、寝室、和室など

ダクトレール


ライティングレールとも呼ばれ、壁や天井、梁などに設置する照明用の補助器具です。
レール自体に照明の機能は無く、スポットライトやペンダントライトを取り付けて使用します。レールの内側に電気が流れているため、レール上であれば好きな位置に照明器具を取り付けることが出来ます。
定められた重量と消費電力の範囲内であれば、複数の照明器具を自由に追加でき、後から移動することも可能です。
ダイニングテーブルの位置が定まらない場合や、のちに動かす可能性がある場合、明るさが不十分で追加したりなど様々な方面で重宝されます。

《使用場所の例》
リビング、ダイニング、寝室、書斎など

シャンデリア


複数の小さなライトで構成された装飾が付いた天井から吊り下げるタイプの照明器具です。
いろんな素材や形のシャンデリアがありますがどれも見た目が華やかですので、ワンランク上のお部屋の雰囲気作りが可能になります。


■まとめ


今回は照明の種類をお伝えしました。
インテリアと合わせて楽しめる照明器具。
空間に合ったお気に入りの照明器具で、日々の生活に彩をプラス出来るといいですね。

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冬季休業日のお知らせ

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誠に勝手ながら、冬季休業を下記の通りとさせていただきますのでご案内申し上げます。

冬季休業日
令和4年12月29日(木)~令和5年1月5日(木)


休業期間中は何かとご迷惑をおかけすることと存じますが何卒、よろしくお願い申し上げます。

なお、1月6日(金)から平常通り営業致します。

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