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自然素材を選ぶ理由。化学物質に出会わない暮らし。

NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

今回は自然素材とはどういうものなのか、ということに着目してお話しさせていただきます。

■自然素材とは


自然素材っていいんです!!と言うだけでは、
「自然素材って何のこと?」って思われてる方には自然素材の良さは伝わらないですよね。

「自然素材」といっても、使われる方によって様々な定義があると思います。
では、私たちNAGOMIYAがいう自然素材とは何のことを指しているのか。

まず、定義としては、私たちが良い性能・効果を持っていると選択してきたもので、使用している材料たちのことを指しています。

例えるならば、
”合板よりも無垢の木” 
”クロスよりも漆喰”
私たちは無垢の木や漆喰を良いとしています。

建築用語として、合板やクロスのことを「新建材」と呼びます。
それらには身体に悪影響な化学物質が含まれています。
その反対とされるのが「自然素材」と呼ばれることが多いです。
自然素材は自然にあるもので化学物質を含んでないということです。

健康へ配慮できると思ったものが自然素材であったため、自然素材を使用し、その良さをお伝えしています。

■化学物質に出会わない暮らし


人体に悪影響な物質について少しお話ししますと・・・
家具や建築資材、壁紙を貼る為の接着剤などに含まれている化学物質の一つにホルムアルデヒドという物質があります。

ホルムアルデヒドは家具や建築資材などから少しずつ室内に放散されます。
このホルムアルデヒドに汚染された室内に人がいると皮膚、目や気道に刺激を感じることがあり、高い濃度では呼吸困難などを起すことがあります。

そのほかに、カビやダニが繁殖することが、人体に悪影響を及ぼすとされています。

このようなホルムアルデヒドのような化学物質、カビやダニなどの対策を調べたところ、


通風をよくすること
換気
風通しのため窓を開ける

無垢フローリング・無垢羽目板・漆喰

このようなワードがたくさんあがってきました。
しかし、今現在のような梅雨が日本には必ず訪れます。
岩国市は降雨量も多いので、窓を開けたくらいでは風通しにはなりません。

では健康のためにはどうすればよいのか、というところを少し理論的に考えてみました。

まず、アレルギーのない方は、その危険な物質に出会っても何ともないはずです。しかし、先ほど説明したホルムアルデヒドのような化学物質は、「汚染」という言葉が使われています。
ということは、アレルギーと無縁な人でも物質に触れていると健康が侵されてしまうということです。

そして、アレルギーやアトピーなどは一度引き起こされてしまうと、それらは完治が難しいと聞きます。
完治は難しいため、そのアレルギー物質に接触する機会を少なくすることがとても重要になるそうです。
その物質が原因で引き起こされるアレルギーなのですから、接触がなければ引き起こされないという考え方は確かに筋が通っています。

要するに、「なるべく危険な物質には触れない家づくり」ということが大切であることが分かりました。

では私たちがどのようにその文言に向き合っているか。

まず、私たちNAGOMIYAの設計はコンセプトページでもお伝えしておりますが、

太陽の日差しと自然に吹いている風を大切にし、設計しております。

窓はあるけど開けても無風。。。

というようなことのないように、風の流れを考えて窓やドアの位置をデザインします。

この風通しのよい空間が、化学物質を外に排出する方法の一つだと考えています。

そして、一番大切にしたいのは、化学物質の含まれていない自然素材を使うことです。

化学物質と接触しないためには、一番大切なことです。

そして自然素材の性能自体も危険な物質を抑制します。
無垢の木や漆喰は呼吸する材料なので、調湿性能が非常に高く、湿気に強いです。

湿気に強いためカビの繁殖を抑え、夏でもひんやりとする空間が作られます。

漆喰を塗られたお客様が明らかに空気が違う、湿気がなくて涼しいのでエアコンをあまり使わないと言ってくださいました。

エアコンの使用時間が減少することは、排出される危険物質を抑えるだけでなく、環境にも配慮でき、素敵なことだなと思います。

私たちNAGOMIYAは自然素材を見た目だけで良いとするのではなくて、色々な理由があって良いと思っております。


化学物質を無くしてしまうことはできませんが、出会わないように、お客様がずっと健康で気持ちよく暮らせる空間づくりを目指しています。






私たちは岩国市にある小さな工務店です。

木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸できる家づくりを目指しています。

岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

 

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