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広がる自由な空間!!平屋で実現する快適なライフスタイル。

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NAGOMIYAのブログをお読みいただきありがとうございます。

大雨による土砂災害が深刻な状況が続いています。
被害に合われた方が1日でも早く復興されることを祈っています。

今回は、最近注目を集めている住宅スタイルの1つである『平屋』についてです。

平屋を検討中の方は、大雨などの土砂災害に合いやすいのではないか?
と不安に思う方もおられるかもしれません。

我が家は平屋なのですが、近くに川があるので水害などが心配な日もあります。
平屋で生活して5年が経ちましたが、実際に感じているメリットデメリットも最後にお伝え出来たらと思います。
最後までお付き合い頂けると幸いです。

平屋には昔ながらの家というイメージを持たれる方が多く、これまで平屋の人気はシニア層に集中していました。

しかし、最近では子育て世代やおしゃれな若い夫婦など若年層からの需要も高くなっています。

なぜ平屋の需要が高くなっているのか、人気の理由をいくつかご紹介します。



■平屋が人気の理由



・耐震性が高い
建物の耐震性は重心の高さと家の重さが重要で、高さがあればあるほど重心が高くなり、揺れるときの揺れ幅も大きくなっていきます。
平屋は階数が少なく、壁や柱などの構造要素が比較的シンプルです。この単純な構造により、地震時の力や振動が分散されるため、建物全体の安定性が認められます。
また、単純な構造であることから2階や3階建てよりも重さが軽い事が想像されます。
重心が低いこと、2階や3階の重みがないため地震に対して強い物件といえるでしょう。

・使い勝手の良さ
階段のない平屋住宅は、高齢者や体の不自由な方々にとっても利便性が高いです。ですので、若い世代の方であっても老後の生活を考えると平屋にしたいと思われる方が増えているのかもしれません。
また子育て世帯にとっても、階段を気にせず子供が自由に動き回れる広々とした空間が魅力的です。
さらに、居室や共有スペースが1つの平面に配置されているため、家族のコミュニケーションがスムーズに行える利点もあります。

・無駄なくスペースを使える
2階や3階を造ると、階と階を繋ぐ階段が必要になります。
間取りによっては階段もそれなりのスペースが必要ですから、デッドスペースも大きくなりますね。

・外部メンテナンスが簡単
平屋は2階建てに比べて、外壁の高さや屋根の高さが低いのが特徴です。
ですので、屋根のメンテナンスがしやすいのも魅力の1つかもしれません。
外壁のメンテナンスや塗り替えの際も足場設置や作業効率の良さから、コストが抑えられる傾向にあります。

平屋の魅力をいくつかお伝えしましたが、デメリットはどうでしょうか。
もちろんデメリットもありますので、ご紹介します。



■平屋のデメリットは?



・敷地面積が必要
平屋は1階にすべての居住スペースを確保しなければなりません。ですので2階建てに比べて広い面積の土地が必要になります。
敷地の広さによっては、平屋建ての建築が制約される場合もあるため、それらを考慮した土地選びが重要です。

・家族構成の変化への対応
平屋は1階であるため、将来的な家族構成の変化に対応することが難しい場合もあります。子供が成長して独立する、親や祖父母が同居するなどの変化があった場合、追加のスペースやプライバシーを確保するのが難しくなるかもしれません。この点は、ライフスタイルや家族計画を考慮して検討する必要があります。
先を見越した設計プランが重要ですね。

・建築費用が高くなる傾向
一般的に、2階建てと比較して平屋の建築費用は高くなる傾向があります。
先程も述べましたがまず、広い面積の土地が必要になるということ。
1階にすべての居住スペースを確保しなければならないので、それなりの広さが必要ですね。
そして2階建てと比べて、基礎と屋根の面積が大きくなること。これも費用が高くなる理由の1つです。
しかし、2階建てや3階建てを建てる際に必要な階段は不要ですのでこの辺りは不要な費用になります。

・水害に弱い
記録的な大雨によって浸水した場合、家中が水浸しになります。条件によっては1階部分が水没するケースもありますから、平屋であれば家自体が水没。となるでしょう。
災害時の避難場所の確認や、海抜の低い土地は避けたり、ハザードマップで自然災害の確認をしてみるのも良いでしょう。

■まとめ


平屋での生活で、一番良いと実感しているのはワンフロアで全ての行動が出来ることです。
起床してから就寝まで毎日の生活に不便を感じることがありません。

老後の生活を想像してもストレスが少なく生活できるのではないかと思います。
玄関ポーチの階段や玄関の段差の高さにストレスを感じたり、ここには手すりが必要だなと感じた場所が出た際には手を加える必要があると思いますが、今の年齢の生活ではとても満足いくものになっています。

冒頭でもお伝えしましたが、我が家は川が近くにあるので豪雨災害などの被害に合わないか不安な日もあるのは事実です。

ロフトを造っておけばよかったかな・・・
勾配天井の部分を1つの部屋として作ればよかったかな・・・
などと考える日もあります。

しかし、自然災害というのはいつ起きるか分からないので重大な被害に直面する場合は、早めに避難しようと思っています。

これから建てる家で、どんな生活をするのか。10年後20年後どのような生活をするのか。
しっかり想像をして、長く快適に過ごせる家を手に入れたいですね。


私たちは岩国市にある小さな工務店です。
木と漆喰の専門店という看板を掲げて、深呼吸出来る家づくりを目指しています。岩国市の人のために、岩国市に合った建築をしていきたいと思っています。

 

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